
一世風靡した「愛染かつら」。国際舞台で絶賛された「サンダカン八番娼館 望郷」など、数々の名作で知られる田中絹代さんの今年は、生誕100年です。
東京・フィルムセンターや、映画祭「東京フィルメックス」での絹代出演特集上映に、日本映画史に刻んだ女優の大きな足跡が伺えます。
21日から始まる「第10回東京フィルメックス」では「ニッポン★モダン1930〜もう一つの映画黄金期」と題した特集(東京・東劇)の中で、田中絹代の主演作8本を上映します(日本映画が、無声から音の出るトーキーに移った第1作「マダムと女房」を含む)。
東京・京橋のフィルムセンターでは、1部(主演作47本)、2部(雨月物語を含む44作)を上映。
絹代さんは、日本では、板根田鶴子さんに次ぐ2人目の女性監督で「恋文」を含む6本の監督作を残し、2部では、その6本を含む計90本以上の一挙上映されます。
〇お問い合わせ
フィルムセンター(電話/03-5777-8600。
東京フィルメックス(電話/03-3560-6394)。
(写真は、田中絹代第1回監督作品「恋文」(1953年)での、久我美子と森雅之さん)。
