
新入学の一年生も、一学期も終わり夏休みに入りました。そこで、ゴリラ先生に感想を語って頂きました。
一年生担任の一学期、僕(通称ゴリラ先生)が子ども達にかけた言葉で一番多かったのは「いいんだよ」でした。
僕が「いいんだよ」をしきりに言ったのは、子ども達が不安を一杯抱えているからで、子ども達は何でも出来なければならないと思っています。わずか6、7歳の子ども達が失敗を恐れ、「間違うといけないから」と引っ込み思案になり「やらない」と言ったりします。痛々しい限りです。子ども達が出来ないのは当たり前、むしろ間違いや失敗の中から多くの事を学ぶのです。
これには、親達の不安や不安が反映しているのでは?。今は不安を煽る情報が氾濫し、若いお母さん達を捉えています。
「子育ての現場は危険だらけだ」「学校は親達の思いを受け止めてくれない」「いじめが横行している」「学力が低下が著しい」等。
その上で「教師のレベルが落ちている」。そして「学校に頼らず早教育しないと取り返しがつかない」と。この情報は、一部の現象の一面化と肥大化でしか有りません。これにあおらると、子供をピリピリとした目で見つめる事になります。
「学校が楽しい」「勉強がわかる」と言う子供の声と目の前のイキイキとした姿を何より大切にし、「子供の安心した表情が親達の安心の根拠に成る教室を作りたいと思います」と語っています。
〇現在、親となられているご自分の当時を振り返って考えてみたら。子育ては、スキンシップと包容力で、親の考え方を一方的に押し付けるのは、心に反発を植え付け口を貝のごとく閉ざしてしまいます。
(文:小学校教諭・三村賢二さん。絵:鶴田めぐみさん)。


